こんにちはNAGIです。今回は2022年12月17日に行われた第26回肺がんCT検診認定技師 認定試験を受験してきたので、概要やどんな問題が出たかなどお話していきたいと思います。
肺がんCT検診認定技師って?
肺がんCT検診認定技師とは特定非営利活動法人 肺がんCT検診認定機構が行っている認定試験のことで、肺がんCT検診認定医師と肺がんCT検診認定技師の育成、そして施設認定を通じた安全で精度の高いCT検診の普及を目標として開催されています。
(肺がんCT検診認定機構HPより一部抜粋)
受験するためには
最初に診療放射線技師として2年以上の臨床実務経験を有する者が対象になります。技師として2年病院などで勤務していれば特に問題はないです。
次に試験を受けるための講習会を受講します。Web形式なので自宅などで受講することができます。講習会を受講したあとに、認定試験を受験することができます。
講習会の受講料は8000円、認定試験受験料は10000円、合格した際に認定料が5000円全部で23000円かかります。これは個人的な意見ですが、ちょっとかかりすぎかなって思ってます(笑)
試験内容
筆記が60分で25問、異常所見検出試験が100分で60問です。筆記試験は途中退出できず、異常所見検出試験は50分経過すると途中退席できました。
筆記試験
筆記試験の内容は受験を申し込んだ際にもらえる問題集の中からある程度は出題されます。全く同じ問題はなかったです。覚えている範囲でいうと肺の区域、CTデータの1枚の容量、ラドン変換の公式、二次小葉の解剖、COPD、肺がんの5年生存率、死亡相対リスク、性能評価、施設認定についてなどでした。計算問題とかはなかったです。
異常所見検出試験
異常所見検出試験はAxの画像を見て印を入れるというものでした。正常症例や1症例で所見が2つあるなどいろいろありました。肺気腫や陳旧性のものなどはチェックしなくても大丈夫と最初に説明がありました。なので、悪性所見だけチェックする感じでした。
受験してみての感想
筆記試験
筆記試験はこの設問、問題集で見たなぁって感じの設問が半分ぐらいはありました。全く見たことない問題もあったので、問題集から全部出るってわけではないみたいです。
異常所見検出試験
異常所見検出試験は普通に60症例見るのは疲れました(笑)症例ごとにスライス厚が違うのも少し見にくかったです。症例は臨床をしていればそこまで見つけにくいみたいな症例はなかったと思います。
勉強方法
筆記試験
筆記試験の方は配布される問題集を解くのがいいと思います。答えがついていないので自分で答えを見つけなければいけません。選択肢1つずつ調べたりして進めていくのがいいと思います。また参考書があるのでそれを見ながら勉強するのがいいと思います。
異常所見検出試験
異常所見検出試験の方は臨床で十分だと思います。異常所見トレーニングなどありますが、しなくても特に問題はないと僕は思います。所見見つけるのに自身のない方などは一度目を通してみてもいいかと思います。
筆記試験対策として使用した書籍のリンクを下に貼っているのでよかったら参考にしてください。
まとめ
今回は肺がんCT検診認定技師 認定試験についてお話しました。いろんな試験を受けて皆さんと共有したいと思いますので、また投稿したいと思います。今回はこの辺で終わりたいと思います。それでは!!
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