放射線被ばく相談員の認定試験

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こんにちはNAGIです。

今回は、放射線被ばく相談員の認定試験を実際に受けてみた感想や認定試験を受けるまでなど話していきたいと思います。これから受けようと思っている人やどのような資格なのか気になる方は是非読んでみてください。

 

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資格について

放射線被ばく相談員とは公益社団法人 日本診療放射線技師会(以下JART)が主催している試験の1つで、放射線管理士、放射線機器管理士、医療画像情報精度管理士、臨床実習指導教員、放射線被ばく相談員と5つあります。

2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、人々の「被ばく」に対する関心は高まっています。これまでも診療放射線技師は医療の現場において、医療被ばくへの対応は行ってきましたが、原子力発電所の事故による環境汚染によって被ばくについての相談も増えているのが現状です。そのため、医療のみならず広く放射線被ばく全般の相談に対応できる人材として、平成26年度より放射線被ばく相談員を育成することになりました。2022年2月時点で302名の放射線被ばく相談員がいます。

(JARTのウェブサイトから引用)

 

JARTが認定する資格では比較的新しい資格です。

 

どうすれば資格がもらえるの??

放射線被ばく相談員は、放射線管理士の認定資格を所有し、日本診療放射線技師会が実施する講習会(e-learning)を受講し、認定試験に合格する必要があります。

(JARTのウェブサイトから引用)

なので、先に放射線管理士の資格を取得する必要があります。またe-learningとは別に傾聴訓練を行わないといけません。会場で行っていたのですが、ここ数回はオンラインで開催しているので、自宅で資格が取得できます。

放射線管理士の資格については下のページを参考にしてください。

放射線管理士、放射線機器管理士の認定試験 | でこぼこ社会人の日常情報局 (seikatu-syumi-syukatu.com)

 

試験内容と難易度

試験内容

主に傾聴訓練、傾聴技法に関しての問題でした。倫理的に正しいやつを選択するような問題が多いです。どのように相談を進めていくのか、また内部被ばくが多い理由や食品に含まれる放射性物質が多い食材、リスクコミュニケーション健康リスクの考え方、市民のリスク認知についての問題も出た気がします。

 

難易度

認定試験の難易度的にはそこまで高くないです。放射線管理士の認定試験の際にきちんと勉強していれば問題ないです。傾聴訓練の基本的なことや倫理的な問題も多いので落ち着いて考えたら問題ないと思います。

 

実際受けてみて

認定試験より試験を受けるまでが大変って感じでした。傾聴訓練の講習会も人数が限られているので、その講習会を受ける方が大変だと思います。認定試験の傾聴訓練の問題もいくつか被ばく相談に関するような書籍が出ているのでそちらを参考にしてもいいと思います。資格を取らなくてもこのような本を一冊持っとくだけでもいざというときに便利です。

 



まとめ

今回は、放射線被ばく相談員の認定資格を実際受けてみての感想を話しました。

放射線技師になると患者に一度は被ばくについて聞かれると思います。なのでその時に困らないように準備だと思ってこの資格を取るのもいいのかなと思います。資格に興味がある方などコメントやTwitterなどで質問していただいても良いので気軽にしてください。今回は、この辺で終わりたいと思います。それでは!!

 

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JIN 上場企業の会社員        NAGI 田舎の放射線技師       そんな2人が医療、映画、アニメ、投資、等様々な役立つ情報を発信していきます!よかったら読んでみてください!ブログ↓

 

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