ポビドンヨードって何??

医療
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こんにちはNAGIです。

今回は、先日吉村知事が研究結果でポビドンヨードがコロナに対して効果があると会見されていました。すると、さまざまな批判の意見がネット上などに飛び交いました。また厚生労働省も現時点で効果があるというには時期尚早ではないか。というコメントも残しています。実際のところどうなのかということを私の意見も踏まえて話していきたいと思います。

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そもそもポビドンヨードってなに?

ポビドンヨードって言葉を聞いたことがない人もいると思います。簡単に説明するとうがい薬です。イソジンなどの言い方をする人もいると思います。昔から使っている消毒薬です。うがい薬は一度は見たことがあると思います。あのうがい薬の主成分がポビドンヨードです。昔は傷口などにも使ってました。私はおばあちゃんの家にイソジンが置いてあって、擦りむいたときによく付けてくれていました。吉村知事はうがい薬をつかってしっかりうがいをしなさい。ってことを言いたかったんでしょうか。でも、なぜそこまで批判されたもでしょうか。

うがい薬の何がダメなの?

なぜポビドンヨードがダメなのかってことです。もちろん全くだめということではありません。商品として売られていますし、もちろん有用性はあります。しかし、注意点があります。

殺菌力

ポビドンヨードは、消毒薬としては十分の効果を発揮します。しかし、菌をすべてやっつけてしまいます。それでいいんじゃないって思いますが、それではだめです。人間の口の中には菌の侵入を防ぐ細菌がいます。その菌までやっつけてしまいます。確かに、悪い菌をやっつけれますが、本来必要な菌までいなくなってしまったら次菌が侵入したら守ってくれるものがなくなってかえって危険です。傷口などにも使用した場合も同じで、傷を治す菌までやっつけてしまってしまい、傷の治りが遅くなります。

成分

ポビドンヨードは名前のも入っているようにヨードを含みます。ヨードは過剰摂取は甲状腺の機能に影響を及ぼす可能性があります。難しいですがウォルフーチャイコフ効果というものが起きます。甲状腺ホルモン合成が抑制されて、甲状腺機能低下を招きます。甲状腺に病気がある方は起こりやすいとされています。1日に摂取すべき量は0.15mg程度です。日本人は、料理に海藻を良く使います。ヨードは、海藻に多く含まれています。なじみのある海藻なら昆布が一番ヨード量が多いです。1gあたり2.4mg含まれています。この数値を見ればヨードを取りすぎですが、さらにヨードを摂取してしまうことになります。うがい薬を飲む人はいないと思いますが、少なからず体内には入っています。ウォルフーチャイコフ効果は一時的ですが、そうでない方もいるので注意が必要です。

一番効果的はうがい法は?

水でうがいするのが一番風邪をひかないそうです。実際に研究結果がでているそうです。うがい薬を使った人と使わなかった人の風邪をひいた人数はほぼ一緒だったそうです。うがい自体は予防策として効果があります。方法としては、水でうがいするのが効果的だと思います。しかし、これは風邪を対象としているので、コロナに効くのかどうかは分かりません(笑)コロナに対する研究結果がでるまではいままで通りの方法でもいいと思います。

NAGIの意見

ここは私個人の意見を言いたいと思います。私的にはイソジンにいいイメージがないので、水のうがいでいいかなって思ってます。殺菌力があるのにはこしたことはないんですが、ありすぎて違うところで支障が出るのなら使うべきではないと思います。実際商品として売っているので、実用性ゼロではないと思います。殺菌するうえで申し分ないですし、売っている商品みたいに水で薄めて使いのもありだと思います。今回、吉村知事が会見していましたが、言わなくてもよかったのではないかなーって思ってます。影響力が大きいので、いろんな誤解を招く可能性もあります。発表するにしてももう少ししてからの方が良かった気がします。

まとめ

今回は少し話題のポビドンヨードのついてお話しました。ポビドンヨードが完全な悪者だと思わないでほしいです。何回も言っていますが、売られているということは有用性があります。近くにいる医療従事者の方にお話ししたり、ネットで調べたりしてみてください。厚生労働省などの発表などを待つのも一つの方法だと思います。今回は、この辺で終わりたいと思います。それでは!!


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